理系的子育て

子育てにまつわるいろいろを理系的視点で見ています♪

片付けできないのは親のせい?お片づけできる子にするための大切な3つの事

年末大掃除の時期が近付いてきました。

みなさん、掃除は好きですか?

私はどちらかというと嫌いというか、なかなか重い腰が上がらない方でした。。

でもつい最近、勝間まなみ先生の本を読み、ちょっとずつ変わってきています♪

「片づけられない」「捨てられない」性格が変わる本

「片づけられない」「捨てられない」性格が変わる本

片づけに気が乗らない日々

これまでは

  • 片づけをしようとすると気が重くてなかなか手がつかない

  • 片づけ本をたくさん読み漁ってる。でもできない

  • 片づけが大切なのは充分わかっている

  • 仕事があるからさ!と言い訳しつつ後回しにしてしまう・・・

そんな感じでした。

どうしてだろう?もっとちゃんとしなきゃ!

と思い、たくさんの【お片付け本】も購入しました。

でも、やっぱりできない。。

そんな中出会ったのが勝間先生の本でした。

心あたりが。。私ってお片付けのトラウマがあるの??

勝間先生は、片づけ収納メンタルセラピストとして今まで何をしてもダメだった【片付けられない女】を500人以上【片付けられる女】へと変身させ話題になった方です。

片付けられない”こころ”にフォーカスして、片づけられないトラウマを解消させることで【片づけられる】ようにするのが特徴なんです♪

つまり、どうしても片づけられないのは、決してズボラだからとか、だらしない性格だから、だとかそういうのが理由ではなくて、心にブレーキがかかってしまっているからですよ。

だから、その心のブレーキを外しましょう、というアプローチです。

なんかこれを聞いただけでほっとしてしまった私です(笑)

小さい頃から厳しく育てられた私。

心にトラウマがあることに気づきました。

私の心のトラウマについてはこちらのブログで書いています。

「片づけられネーゼ」になる些細なきっかけ~実体験編~|新米ママの理系的子育て日誌

何気ない親の言葉で子供の価値観が作られていくのです

脳機能学者の苫米地さんは、著書【まずは親を超えなさい】の中でこんなことを書かれています。

発達心理学のデータで成人が大人になってから無意識に下す判断のうちの8割9割が親の物真似だと言われています。つまり無意識での判断は親の刷り込みによる判断になっているというわけです。つまりあなたが下す判断や思考は、親の刷り込みによるものなのです。 これは洗脳以外の何物でもありません。

これを知ったとき、私はちょっと怖くなりました。 だって!自分の言葉や価値観が、子供を洗脳していくんですよ!!

そして、勝間先生のお話と頭の中でどんどんリンクしていったんです。怖くなりますよ~~。 自分の中には沢山の親からの洗脳があって、現在進行形で私も子どもを洗脳しているんですから。。

片付けが嫌いになってしまう仕組 ~片づけのトラウマはこうしてできる~

みなさんは子供の片づけに注意をしたことがありませんか?注意までいかなくても 【まだきれいになってないよ】【もう少しここも片づけようか】 くらいの事は必ず言ったことありません??

なんと、こんな小さなことでも、トラウマになる可能性があるそうです。

もしそのとき、子供自身は自分がしたお片付けで【きれいになった♪】と喜んでいたとしたら・・・。 まるで自分のしたことが全否定された気持ちになるかもしれませんよね。

こういう小さなトラウマがどんどん子供の中にたまってしまうのです。

片付けられなくなる心の問題は3つ

  1. 子どものころのトラウマ
  2. ストレスの蓄積
  3. 変化を嫌う本能

です。

1つ目のトラウマはすでに書きましたが、小さい頃に片付けたつもりがダメ出しされた経験など、片付けにまつわる嫌な記憶です。このトラウマにストレスがどんどん加わっていき、どんどん片付けられなくなり、やがて【汚部屋】【ゴミ屋敷】になっていくことも。

トラウマ + 過剰なストレス = 汚部屋

という公式です。

そして一旦【汚部屋】になってしまうと、不思議かもしれませんが本能的にその状態をキープしたがるんですね。それが3つ目の変化を嫌う本能です。

動物というものは、新しいことに慎重になるように設計されています。変化を嫌うという本能があって、

「それはキケンだ!慎重に行け!」と脳から指令がいくんです。

片付けられるようにする3つのポイント

逆説的になりますが、片付けられるようになるためには、上記の片付けられなくなる3つのポイントを解消していく必要があります。子育てでいえば、

  1. トラウマをつくらないような接し方を心がける
  2. ストレスに強い心を育てる
  3. 常にきれいな環境が当たり前にする

という事になります。

ストレスに強い子にするには?

ストレスに強い子にするにはいろいろなサイトで、いろいろ語られています。論調としてはストレスに強くするにはストレスを与えて我慢強くしろ!的なものが多いですが、個人的には反対です。

そういった論調の場合、根拠はほとんどありませんしコーチング理論としても間違っているような気がします。そんな中、個人的にオススメなのは以下の2つのサイトですね。

母親の愛情がストレスに強い子供を育てる | Harmonista

ストレスに強い子供に育てる方法 | nanapi [ナナピ]

ポイントはいかに愛情を伝えるかだと思います。 家庭は安全基地であり、安心して帰ってくる場所。外で冒険してきた子供が安心して休息できる場所であることが一番大切、というのが私の考え方です。

トラウマを作らないための接し方

子育て中ってどうしても自分の価値観を押し付けがちです。ある程度は仕方がないですし、完璧にこなす必要もありません。

その中で大切なのは子供をよく観ること。よ〜く観れば、お片づけしたあとに、大人目線では全然できてなくても子供の目がキラキラしてるかも★

その場合、子供は心の中で【一生懸命お片づけできたよ。お手伝いしたよ!】って考えています。そんな気持ちのときにダメ出しするのがNGなのです。

親としては 【しつけ】【教育】というつもりで話していても感受性の強い子供たちは【否定】として受けとってしまいます。

『せっかくママに喜んでもらおうと頑張ったのに・・・』 『自分がした事は間違ってたの?』

と感じてしまいます。そして

『お片づけする(お手伝い)することは悪い事なんだ』と考えてしまったり自信をなくしてしまい行動できなくなったりするのです。

だからこそ子供の様子はしっかりと観てあげる必要があります。

そして、キレイにできているか出来ていないか?という結果を評価するのではなく、

楽しくお片づけできたかどうか?

という子供の気持ちを察してあげましょう。

キレイをキープする

上記2つを心がけ、少しずつキレイにしていき、キレイな状態をキープしましょう!!

世の中にたくさんある、お片づけ方法などはこの段階でようやく効果を発揮します。勝間先生の言葉を借りると

お部屋のゴミの前に心のゴミを片付けるのです。 そうすればこれまで役立たずだったお片づけ本が役に立ちますよ♪

子供を片付けられネーゼにしたくない!!

私は勝間先生の本を読んだとき強くそう思いました。そしてそのためにも、自分が脱★片づけられネーゼにならなくちゃ!とも。

そして、そんな想いを持っているママさんは私以外にも沢山いるんじゃないかな~と思い、勝間まなみ先生に突撃お願い。 【先生!名古屋でセミナーしてもらえませんか?】(先生は大阪在住なのです。)

そして、勝間先生は快諾してくれました~~~♪

一緒に脱片づけられネーゼになりませんか?

勝間先生のブログに出会ってから、少しずつ

脱★片づけられネーゼしている私です!!

みなさんも、

脱★片づけられネーゼしませんか?

お子さんを片づけられネーゼにしない接し方を学びませんか??

まだ、お申込み受付けております。当日飛び込みで参加もOK!!

⇓セミナー情報⇓

脱★片付けられネーゼ! お片づけできる私になる お片づけできる子どもを育てる~メンタル編~

片付けられないのは、「だらしない」からとか性格の問題じゃなく、心の問題で、 片付けのトラウマやストレスなど 心の問題をなくせば片付けられるようになる!っていうお話です。

子どもを片付けられる人にするには、どう接したらいいか?のお話もあります★

子どもに片付けのトラウマを作ってしまわないように、要チェック!

お申込みは、

http://smile-link.libgarden.com/event/1213-2/

12/13(土)講演会【脱★片付けられネーゼ!〜お片づけできるママになる お片づけできる子供を育てるメンタル編〜】申込みフォーム | イベント・セミナー申込 | Smile*Link

 日時:   2014年12月13日(土)  14:00~16:00  会場:   ウィンクあいち(名古屋駅から徒歩2分) 10階 1003  参加費:  3,000円  定員:   80名

(注)託児は、締め切りさせていただきました。

よろしくお願いいたします★

運動会はヒーロー!5歳までにしておきたい運動神経抜群の子になる3ステップ

運動神経というと、遺伝的な要因が強いイメージがあるかもしれませんね。確かに運動能力(というよりも実際は筋力ですが)はある程度遺伝で決まっています。いわゆるトップアスリートと呼ばれる人たちは、そういう生まれ持ったものを持っている人がほとんどです。

しかし、トップアスリートにはなれなくても、運動神経が良いことは子供にとってはとても有利な事です。子供にとって足が速いことって、ヒーローだったじゃないですか!!

もちろん、運動会でヒーローになれなくても可愛い我が子ですが、でもやっぱり子供にはいろいろなところで活躍して欲しいですよね。

ということで、子供の運動神経が抜群になってしまう3ステップをご紹介します。

□目次□

  1. そもそも運動神経がいいって何??
  2. 体育の先生では運動音痴を治せない理由
  3. 運動神経抜群までの1ステップ目 ~柔軟性を高める~
  4. 運動神経抜群までの2ステップ目 ~身体操作能力を高める~
  5. 運動神経抜群までの3ステップ目 ~イメージ力を高める~

運動神経がいいってどういうこと??

大前提として運動神経抜群な子ってどんな子か分かりますか?

  • 野球やサッカーが上手な子?
  • すごく力が強い子?
  • 足が速い子?

確かにそういう子は運動神経が良いのかもしれません。 しかし、野球やサッカーは頑張って練習すれば誰でも上手になっていきます。 力の強さや足の速さは体の成長が早かっただけかもしれません。

では、こんな子はどうでしょうか?

1回見ただけで大抵のスポーツが上手にできてしまう子

はい。この子は運動神経が抜群です。

運動神経が抜群だと得すること

得というか有利な点はいろいろあると思いますが、

  • かっこいい。なんでもすぐに出来てスタイリッシュ!!
  • 短時間の練習で効果がすぐに出るから時間が有効に使える!
  • 怪我をしにくい
  • 姿勢がよくなる

ほかにもいろいろあると思いますが、どれも人生において案外重要だったりしますよね。

逆に運動音痴だとどうでしょうか?

サッカーで空振りするのは思ったとおりに体が動かないから

おいてあるボールを蹴る。この単純な動作ができない子だっています。いわゆる運動音痴ですね。。 こういう子がどうして蹴れないかというと、ほとんどの場合

●自分の蹴っているイメージ●

●実際に蹴っている体●

に大きな違いがあるためです。

とてもシンプルな答えですが、これがすべてです。

もちろん誰でも100%一致しているわけではないので、イメージと実際の体のギャップ少なければ少ないほどいいわけですね。

このあたりの事を百獣の王[武井壮]がYouTubeで解説しています。短くてわかりやすいので見てみてください!


武井壮が語るスポーツが上手になるコツが説得力ありすぎ! - YouTube

体育の先生では運動音痴を治せない理由

運動音痴の子供に体育を教えるのは体育の先生です。 でも体育の先生は、このギャップが子供のころから小さかった運動神経の良い人ですよね。たぶん。

後述しますが、小さなころにある程度運動をしておかないと、このイメージと体のギャップが大きくなります。 そしてそれは、5歳くらいまでに完成してしまいます。 体育の先生は、意識的か無意識的かはわかりませんがそれがちゃんと形成された人なのです。 (もちろん大人になってからも修正は可能です)

ですので、体育の先生は基本的に

  • どうして運動音痴な人がいるのか?
  • どうしてこのギャップが起きるのか?
  • どうやったらギャップを修正できるのか?

を知りません。だって自分は小さいころから出来ているんですからね。 運動音痴な子供の気持ちが全然わかりません。先生は

分からないことが分からない  のです。

だから小さい頃から●●をしておくことはとっても大事!

決して先生は運動音痴を治してくれないことは伝わったでしょうか?

だからこそ、小さいころにちゃんとイメージと体のギャップを小さくしておいて、運動神経がいい子にしておいてあげたい!というのが私の考え方です。余計な努力はしないほうがいいでしょ?

 運動神経抜群までの1ステップ目 ~柔軟性を高める~

それでは運動神経抜群でモテモテの我が子になってもらうための1ステップ目です。 体を思い通りに動かす下地つくりです。

それは体の柔軟性です。

体を曲げたい!と思っても曲がらなければ意味がありませんよね~。

え?赤ちゃんって柔軟体操なんてしなくても柔らかいですよね?と思います。 もちろん赤ちゃんの体はやわらかいです。

ただし、使わなければどんどん可動域がせまくなります。 これは説明しなくても自分の体で嫌というほど分かりますよね(笑)

柔らかい状態をキープできればいいので、簡単です。 遊びながら柔軟体操を一緒にすると、すんなりやってくれるので、是非習慣にしましょう!!

ベビーヨガもいいと思います。

鏡があるとなお良し!!

柔軟体操をするときに子供の体が写る鏡などがあれば、是非そこでしてください。 子供って鏡大好きですよね? あれはきっと、自分の体がどう動いているか学習しているのだと個人的には思っています。

 運動神経抜群までの2ステップ目 ~身体操作能力を高める~

ここからが本番!だいたい3歳までにしておきたいことです。 目的は自分が思ったイメージ通りに体を動かせるようになる練習です。 練習とはいっても子供にとっては遊びにすることが大切ですよ!!

3歳までに沢山しておきたいボール遊び

子供にとってボールをキャッチする事はとっても難しいことです。 ボールをキャッチする動きは、

ボールが来たぞーという視覚情報 ↓ この辺りに落ちてくるなーという予想 ↓ 自分のイメージするところに手を出す ↓ ボールをつかむ

という≪視覚情報から予想して、体を動かす情報処理≫ が必要です。これは何度も繰り返し経験して覚えていく事なので、たくさん遊んであげることが大切!

こういう運動をする為の脳が発達するのが、3~5歳だと言われています。 その年齢を超えてしまうと、頑張らないとマスターできないんです。

この遊びの中から、自分の体とイメージのギャップも小さくなっていきます。

お手手にタッチで体とイメージをつなげる

もう一つ遊びながらできるのがお手手にタッチです。とっても簡単でタッチをするだけですが、大人が手の位置をいろいろ変えてあげます。 わざと逃げたり、急に動いたり、いろいろ変化をつけて遊びましょう♪

子供は必至で親の手のひらにタッチをしようとします。場所を確認してタッチしにいく。うまくいけばタッチできる。 この動作の繰り返しで体を動かすイメージができていきます!!

5歳までに縄跳びを!

大きくなってくるともう少し複雑な動きが楽しめるようになってきます。縄跳びは

自分で縄をまわす ↓ 縄が足元にくるタイミングを視覚で確認しながら予測 ↓ そのタイミングに合わせてジャンプ! ↓ また回す

という手と足を連動させなければいけないので、結構高度な運動になります。

リトミックをするなら鏡を見ながらね♪

最近リトミックをしている子供も多いですよね。うちの子が通う幼稚園ではリトミックをしています。 この場合も鏡をみるといいです。

先生のマネを子供がしていますが、先生の動きと自分の動きがどう違うか確認できるからです。

大人がこの体とイメージのギャップを改善していくのは見ているだけでは難しいですが、子供は勝手に覚えていきますので、大切なのは教えることというよりも、覚えられる環境を作ってあげることですね!!

運動神経抜群までの3ステップ目 ~イメージ力を高める~

ここまでしていると、子供は自分の体をある程度思い通りに動かす下地ができています。 あとは簡単で、その子がちゃんとイメージできるようにしてあげることが大切になってきます。

イメージ通りに動ける体になれば

タイガーウッズのイメージでゴルフをすればうまくなりますし、 その辺のおじさんのイメージでゴルフをすればおじさんレベルです。

子供はとても素直ですので、目の前にあるものをコピーしようとします。 それが超一流だとか素人だとか関係なくマネしちゃいます。

ですので、子供には出来る限り一流のものを見させるようにしてあげたいですね♪

5歳くらいまでに、様々な一流アスリートを見ておけば、本当にスポーツ万能になるかもしれませんね~。

以上が運動神経抜群になるための3ステップになります。

体が大きくなってこれば、さらに理想の動きをするための筋力などが必要になってきますが、小さいころは必要ないですね。

まとめ

いろいろ書いていきましたが、一番大切なことは

自分の体がどう動いているのか確認できる機会を増やしてあげること

になります。

子供は遊びの中でどんどん吸収していきますので、ちょっと意識しながら遊ぶとより楽しく身になるかもしれません。