運動会はヒーロー!5歳までにしておきたい運動神経抜群の子になる3ステップ
運動神経というと、遺伝的な要因が強いイメージがあるかもしれませんね。確かに運動能力(というよりも実際は筋力ですが)はある程度遺伝で決まっています。いわゆるトップアスリートと呼ばれる人たちは、そういう生まれ持ったものを持っている人がほとんどです。
しかし、トップアスリートにはなれなくても、運動神経が良いことは子供にとってはとても有利な事です。子供にとって足が速いことって、ヒーローだったじゃないですか!!
もちろん、運動会でヒーローになれなくても可愛い我が子ですが、でもやっぱり子供にはいろいろなところで活躍して欲しいですよね。
ということで、子供の運動神経が抜群になってしまう3ステップをご紹介します。
□目次□
- そもそも運動神経がいいって何??
- 体育の先生では運動音痴を治せない理由
- 運動神経抜群までの1ステップ目 ~柔軟性を高める~
- 運動神経抜群までの2ステップ目 ~身体操作能力を高める~
- 運動神経抜群までの3ステップ目 ~イメージ力を高める~
運動神経がいいってどういうこと??
大前提として運動神経抜群な子ってどんな子か分かりますか?
- 野球やサッカーが上手な子?
- すごく力が強い子?
- 足が速い子?
確かにそういう子は運動神経が良いのかもしれません。 しかし、野球やサッカーは頑張って練習すれば誰でも上手になっていきます。 力の強さや足の速さは体の成長が早かっただけかもしれません。
では、こんな子はどうでしょうか?
1回見ただけで大抵のスポーツが上手にできてしまう子
はい。この子は運動神経が抜群です。
運動神経が抜群だと得すること
得というか有利な点はいろいろあると思いますが、
- かっこいい。なんでもすぐに出来てスタイリッシュ!!
- 短時間の練習で効果がすぐに出るから時間が有効に使える!
- 怪我をしにくい
- 姿勢がよくなる
ほかにもいろいろあると思いますが、どれも人生において案外重要だったりしますよね。
逆に運動音痴だとどうでしょうか?
サッカーで空振りするのは思ったとおりに体が動かないから
おいてあるボールを蹴る。この単純な動作ができない子だっています。いわゆる運動音痴ですね。。 こういう子がどうして蹴れないかというと、ほとんどの場合
●自分の蹴っているイメージ●
と
●実際に蹴っている体●
に大きな違いがあるためです。
とてもシンプルな答えですが、これがすべてです。
もちろん誰でも100%一致しているわけではないので、イメージと実際の体のギャップ少なければ少ないほどいいわけですね。
このあたりの事を百獣の王[武井壮]がYouTubeで解説しています。短くてわかりやすいので見てみてください!
武井壮が語るスポーツが上手になるコツが説得力ありすぎ! - YouTube
体育の先生では運動音痴を治せない理由
運動音痴の子供に体育を教えるのは体育の先生です。 でも体育の先生は、このギャップが子供のころから小さかった運動神経の良い人ですよね。たぶん。
後述しますが、小さなころにある程度運動をしておかないと、このイメージと体のギャップが大きくなります。 そしてそれは、5歳くらいまでに完成してしまいます。 体育の先生は、意識的か無意識的かはわかりませんがそれがちゃんと形成された人なのです。 (もちろん大人になってからも修正は可能です)
ですので、体育の先生は基本的に
- どうして運動音痴な人がいるのか?
- どうしてこのギャップが起きるのか?
- どうやったらギャップを修正できるのか?
を知りません。だって自分は小さいころから出来ているんですからね。 運動音痴な子供の気持ちが全然わかりません。先生は
分からないことが分からない のです。
だから小さい頃から●●をしておくことはとっても大事!
決して先生は運動音痴を治してくれないことは伝わったでしょうか?
だからこそ、小さいころにちゃんとイメージと体のギャップを小さくしておいて、運動神経がいい子にしておいてあげたい!というのが私の考え方です。余計な努力はしないほうがいいでしょ?
運動神経抜群までの1ステップ目 ~柔軟性を高める~
それでは運動神経抜群でモテモテの我が子になってもらうための1ステップ目です。 体を思い通りに動かす下地つくりです。
それは体の柔軟性です。
体を曲げたい!と思っても曲がらなければ意味がありませんよね~。
え?赤ちゃんって柔軟体操なんてしなくても柔らかいですよね?と思います。 もちろん赤ちゃんの体はやわらかいです。
ただし、使わなければどんどん可動域がせまくなります。 これは説明しなくても自分の体で嫌というほど分かりますよね(笑)
柔らかい状態をキープできればいいので、簡単です。 遊びながら柔軟体操を一緒にすると、すんなりやってくれるので、是非習慣にしましょう!!
ベビーヨガもいいと思います。
鏡があるとなお良し!!
柔軟体操をするときに子供の体が写る鏡などがあれば、是非そこでしてください。 子供って鏡大好きですよね? あれはきっと、自分の体がどう動いているか学習しているのだと個人的には思っています。
運動神経抜群までの2ステップ目 ~身体操作能力を高める~
ここからが本番!だいたい3歳までにしておきたいことです。 目的は自分が思ったイメージ通りに体を動かせるようになる練習です。 練習とはいっても子供にとっては遊びにすることが大切ですよ!!
3歳までに沢山しておきたいボール遊び
子供にとってボールをキャッチする事はとっても難しいことです。 ボールをキャッチする動きは、
ボールが来たぞーという視覚情報 ↓ この辺りに落ちてくるなーという予想 ↓ 自分のイメージするところに手を出す ↓ ボールをつかむ
という≪視覚情報から予想して、体を動かす情報処理≫ が必要です。これは何度も繰り返し経験して覚えていく事なので、たくさん遊んであげることが大切!
こういう運動をする為の脳が発達するのが、3~5歳だと言われています。 その年齢を超えてしまうと、頑張らないとマスターできないんです。
この遊びの中から、自分の体とイメージのギャップも小さくなっていきます。
お手手にタッチで体とイメージをつなげる
もう一つ遊びながらできるのがお手手にタッチです。とっても簡単でタッチをするだけですが、大人が手の位置をいろいろ変えてあげます。 わざと逃げたり、急に動いたり、いろいろ変化をつけて遊びましょう♪
子供は必至で親の手のひらにタッチをしようとします。場所を確認してタッチしにいく。うまくいけばタッチできる。 この動作の繰り返しで体を動かすイメージができていきます!!
5歳までに縄跳びを!
大きくなってくるともう少し複雑な動きが楽しめるようになってきます。縄跳びは
自分で縄をまわす ↓ 縄が足元にくるタイミングを視覚で確認しながら予測 ↓ そのタイミングに合わせてジャンプ! ↓ また回す
という手と足を連動させなければいけないので、結構高度な運動になります。
リトミックをするなら鏡を見ながらね♪
最近リトミックをしている子供も多いですよね。うちの子が通う幼稚園ではリトミックをしています。 この場合も鏡をみるといいです。
先生のマネを子供がしていますが、先生の動きと自分の動きがどう違うか確認できるからです。
大人がこの体とイメージのギャップを改善していくのは見ているだけでは難しいですが、子供は勝手に覚えていきますので、大切なのは教えることというよりも、覚えられる環境を作ってあげることですね!!
運動神経抜群までの3ステップ目 ~イメージ力を高める~
ここまでしていると、子供は自分の体をある程度思い通りに動かす下地ができています。 あとは簡単で、その子がちゃんとイメージできるようにしてあげることが大切になってきます。
イメージ通りに動ける体になれば
タイガーウッズのイメージでゴルフをすればうまくなりますし、 その辺のおじさんのイメージでゴルフをすればおじさんレベルです。
子供はとても素直ですので、目の前にあるものをコピーしようとします。 それが超一流だとか素人だとか関係なくマネしちゃいます。
ですので、子供には出来る限り一流のものを見させるようにしてあげたいですね♪
5歳くらいまでに、様々な一流アスリートを見ておけば、本当にスポーツ万能になるかもしれませんね~。
以上が運動神経抜群になるための3ステップになります。
体が大きくなってこれば、さらに理想の動きをするための筋力などが必要になってきますが、小さいころは必要ないですね。
まとめ
いろいろ書いていきましたが、一番大切なことは
自分の体がどう動いているのか確認できる機会を増やしてあげること
になります。
子供は遊びの中でどんどん吸収していきますので、ちょっと意識しながら遊ぶとより楽しく身になるかもしれません。